コラム

『インターネットがつながらない』を解いてみよう-③どんな環境?

前回、『たどり着けていない状態』について少し触れましたが、今回はそれを深堀する内容です。

そのため、今回は今までより少し専門用語が多めになってしまうことをご了承ください。

昨今のインターネットは利便性を高める方向性で進化しており、そういう意味ではインターネット黎明期に比べて環境の選択肢が増えています。
最初期の一般的なインターネット接続の構図と現在の構図だと以下のように差があります。専門用語についてはおいおい解説するとして、ざっくりとした意識としての差異をここでは把握してもらえると後の話がつながりやすいです。
※『-』を有線、『=』を無線として参照ください

<黎明期>
【 PC 】-【モデム】-《インターネット》-【目的のサーバ】
<現在>
【 PC 】=【ルーター】-【モデム】-《インターネット》-【目的のサーバ】
【スマホ】=

大きな差異として、は二つ。
一つ目は昔の主流が『モデム直結型』であり、今の主流は『ルーター経由型』です。機材的に『モデムルーター』と呼ばれる一機に2つの機能を持たせたもの(厳密にいえばもっと多機能ですが)もありますが、これを使用することで

・1つの回線で複数のPCやその他の機械をインターネットにつなげる
・直接機材がインターネットにつながっていないためセキュリティが高まりやすい

というメリットがあります。そしてこれは二つ目の差異にも関わってきますが、原則的に無線を使うためにはルーター、もしくはそれに準じる機能を持った機材が必須です。
二つ目の差異である無線による接続が主流化したのには、スマートフォンやタブレットといった無線接続に向いたデジタルデバイスが増えたことも影響がないとは言えないでしょう。

正直今、あらゆるルーターを停止したらモバイルデータ通信が可能なスマートフォンはまだしもタブレットは大きな打撃を受けることは避けられないと思います。

そして現在の通信環境は大きく分けて3通りが考えられ、その何れかによって対応が変わってしまいます。

パターンA:PPPoE接続、PPP接続といったルーター未使用、単体有線接続(PCのみ)
パターンB:DHCP、固定IPを使ったルーター使用、有線接続(PC、場合によって有線アダプタ接続したタブレットなど)
パターンC:DHCP、固定IPを使った無線通信機能付きルーター使用、無線線接続(PC、タブレットなど)

わからない用語は置いておくとして、

パターンA:有線でルーターを使用しないでPCのみ接続している場合
パターンB:有線でルーター未使用でPCなどを接続している場合
パターンC:無線でルーター未使用でPCなどを接続している場合

程度の認識でおおむね間違っていません。
今まで無線でつないでいたなら無線ルーターを使用しているでしょうし、有線でつないでいるならつないでいる機械がモデムなのかルーターなのかモデムルーターなのかがわかれば大体の環境認識は可能です。
これらの環境がわかることで回答者は初めて正しい回答への第一歩を進めることができるので、これらくらいは説明をできる程度に理解しておくと対応が楽になります。
【物理的な自身の環境】を理解しておくと、自身の状況を他人に説明するひと手間がかなり省けます。

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